［加工技術２８］ A4縦 88.03.30 漢 §繊維の性能表
| 内 容 | 綿 | 麻 | 絹 | レーヨン |
| 比重 | １．５４ | １．５ | １．３３ | １．５０ |
| 水分率 | ８．５ | １２．０ | １１．０ | １１．０ |
| 引張強力（乾） | ３．０〜４．９ | ５．６〜６．３ | ３．０〜４．０ | ２．５〜３．１ |
| 引張強力（湿） | ３．３〜６．４ | ５．８〜６．６ | ２．１〜２．８ | １．４〜２．０ |
| 熱の影響 | １２０℃５時間で黄変 1５０℃で分解 |
１２０℃５時間で黄変 ２００℃で分解 |
２３５℃で分解 ２７５℃〜で燃焼 ３６６℃で発火 |
軟化溶融しない ２６０〜３００℃で着色分解 |
| 酸の影響 | 熱希酸，冷濃酸で分解 冷希酸には影響なし |
硝酸で淡黄色となる 濃硫酸で膨潤する |
熱硫酸により分解 抗性は羊毛より若干低い |
熱希酸，冷濃酸で強度低下し分解 冷希酸に影響なし |
| アルカリの影響 | 苛性ソーダで膨潤するが損傷しない | 膨潤するが損傷しない | セリシンは溶解 フィブロインの一部も侵される |
強アルカリで膨潤強度低下するが低濃度では起らない |
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| 内 容 | ポリエステル | アクリル | ナイロン | ポリウレタン |
| 比重 | １．３８ | １．１５ | １．１４ | １．０〜１．３ |
| 水分率 | ０．４ | ２．０ | ４．５ | １．０ |
| 引張強力（乾） | ４．７〜６．５ | ２．５〜５．０ | ４．８〜６．４ | ０．５〜１．０ |
| 引張強力（湿） | ４．７〜６．５ | ２．５〜４．５ | ４．２〜５．９ | ０．４〜１．０ |
| 熱の影響 | 軟化点：２４０℃ 溶融点：２６０℃ 溶融しながら燃焼 |
軟化点：１９０〜２４０℃ 溶融点:明瞭でない |
軟化点：１８０℃ 溶融点：２２０℃ 溶融しながら燃焼 |
軟化点：１４０℃ 溶融点：１７０℃ 殆ど灰は残らない |
| 酸の影響 | 強酸で強度は殆ど低下しない | 強酸で強度は殆ど低下しない | 濃酸で一部分解するが１０％硫酸では殆ど低下しない | 強酸で強度は殆ど低下しない |
| アルカリの影響 | １０％ＮａＯＨでは強度は殆ど低下しない | 強アルカリで強度は殆ど低下しない | ５１％ＮａＯＨでは強度は殆ど低下しない | 強アルカリで強度は殆ど低下しない |
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